IMMポジション

為替相場の動向を見る目安として、「IMMポジション」というものがあります。


IMMポジションとは、簡単に言えば通貨先物市場のポジション状態を示したものです。

これで、どの通貨のロングが多い状態なのかショートが多い状態なのかを見ることができます。


といっても、IMMというのはシカゴにある取引所の国際通貨先物市場のことで・・・

当然、シカゴのポジションが為替市場全体を表している訳ではありません。

しかし、マーケット全体の縮図として、このIMMポジションが参考にされることが多いようですね。


通常、円は金利が低いことから、ショートの状態(ロングがマイナス)にあることが非常に多いです。


しかし、2006/5/2のIMMポジションでは、円のロングがプラスの状態になっています。

これは、2005/2/1以来です。

その時のドル円は、104.06でした。

2000年に入ってからの最安値が102円ですから、2005/2/1はかなりの底値に近い状態だったと言えます。


つまり、現在円は「めずらしく、かなり買われている」状態です。

よって、そろそろドル円が上昇しそうな感じがします。


ドル円、少しくらい買ってみようかなぁ・・・

でも、この急落中に買うのは勇気がいるなぁ・・・

相当迷っています・・・(^^;




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